医療・介護の現場DXを担うSaaS企業
医療・介護の現場では、記録、計画書、保険請求(レセプト)、他の事業所との連携といった事務作業が毎日発生し、構造的な人手不足がその負担を重くしています。こうした業務を月額課金のクラウドで支える企業は、設備をほとんど持たずに高い利益率を上げられる一方、顧客の収入が診療報酬・介護報酬という公定価格で決まるため、制度を追い風とリスクの両方として抱えています。このページでは、選定基準をすべて満たす訪問看護向けのeWeLLと、介護の多職種連携を担うカナミックネットワークを中心企業とし、事業モデルの異なる3社を比較対象に加えて、高い収益性がどこから生まれ、成長が続くかを比べます。注目するのは、中心2社の成長の勢いが2026年に入って逆向きに動き始めている点です。
今回の重要な発見
1. 中心2社の勢いが逆向きに動いている
eWeLLは、直近通期(2025年12月期)の増収率31.9%、営業利益率45.3%と、掲載5社の中で成長と収益性の両方が最も高い企業です(実績)。ただし、2026年上期の増収率は24.2%に下がり、売上高は会社予想を2.0%下回りました。通期予想の達成には、下期に前年同期比+27.8%の増収が必要です(独自計算)。
カナミックネットワークは逆の動きです。主力の「カナミッククラウドサービス」の売上成長率は、2025年9月期に+5.1%まで鈍りましたが、2026年9月期第3四半期累計では+10.4%に加速しました。連結の営業利益率も、前年同期の28.9%から32.5%に上がっています(実績・独自計算)。高い水準から減速しつつある企業と、低い水準から再加速しつつある企業という対比が、次の決算の最大の見どころです。
2. 全社の利益率の差は、中核事業の差よりも事業構成の差を映している
全社の営業利益率は、eWeLLの45.3%からエス・エム・エスの10.5%まで大きく開いています(実績)。しかし、各社の中核事業に絞ると、カナミックネットワークの医療・介護クラウドプラットフォーム事業は41.7%、エス・エム・エスの介護・障害福祉経営支援は35.0%のセグメント利益率でした(独自計算)。両社の全社利益率が低いのは、フィットネスジム・受託開発や人材紹介・海外事業といった利益率の低い事業を抱えているためです。
ただし、この比較には限界があります。セグメント利益に含める本社費用の範囲は企業ごとに異なり、たとえばエス・エム・エスは、管理部門の費用を中心とする調整額△4,546百万円(連結売上高の約7.0%、独自計算)をセグメント利益に含めていません。単一事業のeWeLLの45.3%は全社費用を差し引いた後の値であり、セグメント利益率と同列には並べられません。
3. 「ストック型」でも、顧客を増やす力には大きな差がある
eWeLLとエス・エム・エスのカイポケは、いずれも「顧客数×顧客単価」の両方が伸びてきました。eWeLLの契約ステーション数は2,161件(2022年末)から3,736件(2026年6月末)、カイポケ・かべなしクラウドのARRは85億円(2023年3月末)から135億円(2026年3月末)に増えています(会社開示)。
一方、ギミックは月次解約率0.81%(2026年3月末時点の直近12か月平均、会社定義)と解約は低く抑えられているものの、新規獲得から純増を引いた「減った顧客数」が660件から782件に増え、顧客の純増数は545件から306件に減りました(2025年3月期→2026年3月期、独自推計)。この計算は、上場申請書類(Ⅰの部)p.14に記載された期末顧客数(2024年3月期6,743件、2025年3月期7,288件)と2025年3月期の新規導入1,205件、2026年3月期の決算説明資料の期末顧客数7,594件と四半期別新規顧客数の合計1,088件(独自集計)にもとづきます。ファインデックスは、ストック収益比率(会社定義)が33.3%にとどまり、売上が大規模病院のシステム更新の時期に左右されます。継続的に課金する仕組みがあることと、売上が伸び続けることは別の問題です。
4. 事業に資本はほとんど要らず、論点は手元資金の使い道に移っている
5社とも設備投資の負担が小さく、手元資金を除いた事業投下資本に対するROICは、個別記事の独自推計でいずれも高い水準でした。資本効率を押し下げているのは事業ではなく、積み上がった現預金です。そのため各社の資本配分の方針、すなわちeWeLLの自己株式取得への方針転換、カナミックネットワークのM&A、ファインデックスの配当性向50%への引き上げ、ギミックの上場資金による成長投資が、今後の企業価値を左右する論点になっています。
注目企業
中心企業
選定基準の3つ(医療・介護向けSaaSが主力、ストック型収益の比率が高い、直近期まで増収と黒字を両立)をすべて満たすのは、次の2社です。
株式会社eWeLL(5038): 訪問看護に特化した高収益SaaS
訪問看護ステーション向けの電子カルテSaaS「iBow」が主力です。2025年12月期の売上高は3,392百万円で、このうちクラウドサービスが2,930百万円(構成比86.4%)を占めます(実績・単体)。課金は月額の基本料金に訪問1件ごとの従量課金を加える形で、顧客の訪問件数が増えると売上も増えます。
2025年12月期の増収率は31.9%、営業利益は1,537百万円、営業利益率は45.3%でした(実績)。2026年6月末の契約ステーション数は3,736件で、会社が示すシェア(普及率)は18.6%です。全国の訪問看護事業所は2026年4月1日時点で20,051か所と増え続けており、顧客の数そのものが伸びる市場にいる点も特徴です。
→ eWeLLの分析
株式会社カナミックネットワーク(3939): 高収益クラウドとM&A事業の組み合わせ
医療・介護の多職種が情報を共有する「カナミッククラウドサービス」が中核です。このサービスを含む医療・介護クラウドプラットフォーム事業は、2025年9月期の外部売上高が3,582百万円(構成比65.1%)、セグメント利益率が41.7%でした(実績・独自計算)。会社はクラウドサービスをストック型のビジネスと説明しています。クラウドサービスの導入地域は1,420地域で、全国の総地域数(約4,100)の34.6%にあたります(2026年9月期第2四半期決算説明資料、会社開示)。ここでいう「地域」は、厚生労働省が地域包括ケアで想定する人口3万人程度の「中学校区」を単位とした数で、自治体(市区町村)の数ではありません。
2025年9月期の連結売上高は5,500百万円、営業利益は1,606百万円(営業利益率29.2%)でした(実績)。売上の約3分の1はM&Aで取り込んだフィットネスジムと受託開発で、連結の利益率はクラウド事業より低くなっています。2026年9月期第3四半期累計は、売上高4,627百万円(前年同期比+15.2%)、営業利益1,504百万円(同+29.5%)と増収増益です(実績)。
関連企業・比較対象
次の3社は、選定基準に部分的にしか当てはまらない企業です。中心企業の特徴を浮かび上がらせるための比較対象として掲載しています。それぞれ、何を比べるために含めたかを書きます。
株式会社エス・エム・エス(2175): 介護SaaSの規模を測る物差し
介護・障害福祉事業所向けの経営支援クラウド「カイポケ」は、2026年6月末に顧客法人数27,600法人、顧客事業所数62,300事業所、ARR(年間経常収益)135億円の規模を持ちます(会社開示)。カイポケを中心とする介護・障害福祉事業者分野の2026年3月期売上高は13,715百万円(前期比+14.7%、実績)です。
基準への当てはまりが部分的な理由: 介護・障害福祉事業者分野は全社売上高64,735百万円の21.2%にとどまり、主力は医療・介護の人材紹介(キャリア分野、構成比59.1%)です。全社の営業利益は6,787百万円の黒字でしたが、海外子会社の減損損失22,957百万円により、当期純損益は14,317百万円の赤字でした(実績)。
比較する目的: 国内最大級の介護SaaSとして、中心企業と同じ「顧客数×単価」型の成長が、より大きな規模でも続いているかを確かめる物差しになります。
株式会社ファインデックス(3649): 病院向けソフトウェアの別の収益モデル
病院向けの画像ファイリングシステム「Claio」や文書作成システム「DocuMaker」などを扱う医療ビジネスが、2025年12月期の外部売上高5,691百万円で、売上高の93.1%を占めます(実績・連結)。連結売上高は6,109百万円(前期比+4.6%)、営業利益は1,790百万円(営業利益率29.3%)でした。会社は利用継続率99%以上、解約率は創業以来2.0%以下と説明しています。
基準への当てはまりが部分的な理由: 製品はオンプレミス型が中心で、売上にはシステムの導入・更新時に計上する一時的な売上が多く含まれます。会社が開示するストック収益比率(メンテナンス・サポートを含む会社定義)は2025年に33.3%で、2030年に40.0%以上を目標としています(会社開示・会社計画)。SaaS企業ではありません。
比較する目的: 病院の現場業務を支えるソフトウェアでも、売り切り型に近い収益構造だと売上が更新サイクルで振れることを示す対照例です。高い継続率を持ちながら成長率が低い理由を、中心企業との違いとして読めます。
株式会社ギミック(475A): 医療機関を顧客とするストック型ビジネスの対照例
クリニックから月額料金(3.5万円〜)を受け取る医療情報サイト「ドクターズ・ファイル」が主力で、2026年3月期の売上高3,842百万円のうち、ストック収入が70.7%を占めます(実績・単体、会社開示)。増収率は8.2%、営業利益は465百万円(営業利益率12.1%)でした。2025年12月に東証スタンダード市場へ上場しました。
基準への当てはまりが部分的な理由: 事業の中身は、医療機関の業務DXというより、患者向けの情報発信による集患支援に近いものです。院内情報共有アプリ「メディパシー」など業務系のサービスもありますが、売上の中心ではありません。また、2027年3月期の会社予想は営業利益300百万円(前期比35.6%減)の減益です。
比較する目的: 同じ医療機関向けの月額課金でも、顧客の業務に組み込まれるソフトウェアと、集客を支援するメディアとでは、顧客獲得の効率と利益率がどう違うかを示す対照例です。
→ ギミックの分析
企業比較
成長率と収益性の位置づけ
実績を含みます。「計算」の注記は開示値そのものではなく当サイトの計算による値です
注: 横軸は直近通期の前期比増収率、縦軸は同じ期の全社営業利益率で、いずれも決算短信の百万円表示の売上高・営業利益から計算した値。決算期(12月・9月・3月)、連結/単体の区分、事業構成が企業ごとに異なり、同じ時点・同じ事業範囲の比較ではない。カナミックネットワークの増収率にはM&Aで取得した事業(フィットネスジム・受託開発)を含む。エス・エム・エスは人材紹介が売上の約6割を占め、ファインデックスはオンプレミス型システムの導入・更新売上を多く含むなど、全社の数値には中核事業以外の要素が反映されている。直近の四半期累計では、カナミックネットワーク(2026年9月期第3四半期累計)の増収率は+15.2%、eWeLL(2026年12月期中間期)は+24.2%で、通期実績とは位置が変わりつつある。
出典: 株式会社eWeLL 2025年12月期 決算短信〔日本基準〕(非連結) (2026-10-17参照) / 株式会社カナミックネットワーク 2025年9月期 決算短信〔日本基準〕(連結) (2026-10-17参照) / 株式会社エス・エム・エス 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結) (2026-10-17参照) / 株式会社ファインデックス 2025年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結)(2026年3月10日訂正反映版) (2026-10-17参照) / 株式会社ギミック 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(非連結) (2026-10-17参照)
直近通期の増収率と全社の営業利益率を並べると、eWeLLだけが右上に離れて位置します。カナミックネットワークとファインデックスは利益率29%台で並びますが、カナミックネットワークの増収率(9.8%、独自計算。決算短信の開示値は9.9%)にはM&Aで取得した事業の寄与が含まれ、ファインデックス(4.6%)は病院のシステム更新サイクルの影響を受けています。ギミックとエス・エム・エスは、利益率が10%台、増収率が6〜8%台です。
この図は、決算期・連結範囲・事業構成が異なる企業を、全社の数値で並べたものです。エス・エム・エスの位置は人材紹介事業を、ファインデックスの位置はオンプレミス型システムの販売を大きく反映しており、各社の中核事業の姿をそのまま示すものではありません。
中核事業の収益性
各社の中核事業の収益性を比較します。ただし、収益構造は企業ごとに異なります。
| 企業 | 中核事業 | 中核事業の利益率 | 全社営業利益率 | 中核事業の収益構造 |
|---|---|---|---|---|
| eWeLL | クラウドサービス+BPaaS(単一セグメント) | 45.3%(全社=中核事業) | 45.3% | 月額基本料+訪問件数に応じた従量課金 |
| カナミックネットワーク | 医療・介護クラウドプラットフォーム事業 | 41.7% | 29.2% | クラウドの月額利用料が中心。ホームページ制作・広告などのプラットフォームサービスを含む |
| エス・エム・エス | 介護・障害福祉経営支援(カイポケ等) | 35.0% | 10.5% | サブスクリプション型。ファクタリング等の付帯サービスを含む |
| ファインデックス | 医療ビジネス | 33.3% | 29.3% | オンプレミス型システムの導入・更新売上が中心。ストック収益比率は全社で33.3%(会社定義) |
| ギミック | 医療特化型プラットフォーム事業(単一セグメント) | 12.1%(全社=中核事業) | 12.1% | ドクターズ・ファイルの月額課金(ストック収入70.7%)と紙媒体のリピート収入 |
(利益率はいずれも直近通期、独自計算。カナミックネットワークとエス・エム・エスのセグメント利益率はセグメント間の内部売上高を含む売上高で割った値。エス・エム・エスは2027年3月期から適用の新セグメントによる組替値)
この表から読み取れるのは、カナミックネットワークとエス・エム・エスで、中核事業の利益率が全社の利益率を大きく上回っていることです。同じ会社の中での比較であり、中核以外の事業が全社の利益率を押し下げている構造は確かです。
一方、企業をまたいだ比較には限界があります。セグメント利益率は、本社費用などをどこまで各セグメントに配賦するかで変わり、その方法は企業ごとに異なります。eWeLLとギミックは単一セグメントのため全社費用をすべて含んだ値で、エス・エム・エスのセグメント利益は管理部門費用を中心とする調整額△4,546百万円を含みません。また、ファインデックスは全社売上の約3分の2が導入・更新時の一時的な売上で(ストック収益比率33.3%、会社開示。医療ビジネス単体の比率は未開示)、クラウドの継続課金とは利益の安定性が異なります。この表は、利益率の水準を企業間で順位づけるためではなく、各社の利益の源泉がどこにあるかを確認するためのものです。
詳細分析
成長性: 数字の大きさより成長の中身
- 増収率(直近通期、決算短信の百万円表示の売上高からの独自計算)は、eWeLL 31.9%、カナミックネットワーク9.8%、ギミック8.2%、エス・エム・エス6.2%、ファインデックス4.6%です。
- 年平均成長率(直近4〜5年、独自計算)は、eWeLL 29.9%、カナミックネットワーク27.5%、エス・エム・エス13.6%、ギミック12.9%、ファインデックス5.3%です。カナミックネットワークの数字にはM&Aによる増加が含まれ、カナミッククラウドサービス単体の売上成長率は2025年9月期に+5.1%でした(2026年9月期第3四半期累計は+10.4%)。
- 成長の仕組みは、eWeLLが「契約ステーション数×顧客単価」、エス・エム・エスのカイポケが「顧客法人数×ARPA(1法人当たり平均売上高)」で、どちらも数と単価の両方が伸びてきました。eWeLLの月間平均顧客単価は73.6千円(2022年第4四半期)から90.9千円(2026年第2四半期)に、カイポケのARPAは101千円(2023年3月期第4四半期)から121千円(2026年3月期第4四半期)に上がっています(会社開示)。ギミックは広告と人材への投資で顧客獲得の再加速を狙う段階で、ファインデックスは会社が2026年12月期を大規模病院の更新サイクルの「谷間」と説明しています。
- AI機能の収益化は5社に共通する論点です。eWeLLは「AI訪問予定・ルート」の課金を2026年7月に始め(課金開始246件)、カナミックネットワークは2026年9月期からAI機能の課金を始めました(価格・導入数は未開示)。ギミックは原稿制作AIによる効率化を、エス・エム・エスはAIを使ったマッチングの改善を説明しています(いずれも会社説明)。
解約率・顧客基盤
解約に関する指標は、会社ごとに定義と開示の有無が違います。
| 企業 | 開示されている指標 | 顧客基盤 |
|---|---|---|
| eWeLL | 月次のレベニューチャーンレート0.17%(2025年12月期通期)。2026年第2四半期は0.20% | 契約ステーション3,736件(2026年6月末)、全国20,051か所の18.6% |
| カナミックネットワーク | 解約率の開示なし | 有料ユーザーID 24万7,000(2026年3月時点、会社説明)、導入地域1,420(中学校区単位。全国の総地域数約4,100の34.6%、会社開示) |
| エス・エム・エス | 解約率の開示なし | 顧客法人27,600法人、顧客事業所62,300事業所(2026年6月末)。全国の介護事業所は約27万(会社説明) |
| ファインデックス | 利用継続率99%以上(2025年12月期)、解約率は創業以来2.0%以下(会社説明) | 大規模医療機関308施設、中小規模医療機関438施設、診療所・その他1,500施設 |
| ギミック | 月次解約率(会社定義、直近12か月平均)0.81%(2026年3月末時点)、0.83%(2026年6月末時点) | 顧客7,640件(2026年6月末)。全国約17万件のクリニックに対するシェアは4.4%(2026年3月末の7,594件ベース) |
月次の解約率で比べられるのはeWeLLとギミックの2社で、eWeLLの方が低い水準です。どちらも解約で失った月額収入(MRR)の割合を示す指標ですが、定義が2点異なります。1つは集計期間で、eWeLLは通期(または四半期)の値、ギミックは直近12か月の平均です。もう1つは対象で、ギミックは解約に加えて契約変更による減額(ダウングレード)も含めています(いずれも会社定義)。
事業の質と資本効率
- 5社とも設備投資の負担が小さい事業です。個別記事の独自推計では、手元資金を除いた事業投下資本に対するROICはどの会社も高い水準でした。
- ROEは、エス・エム・エスを除く4社が19.6〜37.6%です(会社開示)。エス・エム・エスの−38.9%は減損によるもので、本業の資本効率を示す数字ではありません。
- 中心2社の資本配分は対照的です。eWeLLは2026年2月に、配当に加えて上限300百万円の自己株式取得を決議しました(直前の説明資料では自己株買いは検討していないとしていました)。2026年12月期も1株21円への増配を予想しています(会社予想)。カナミックネットワークは長期ビジョン「Kanamic Vision 2035」で、10年間の累計で265億〜420億円を成長投資とM&Aに充てる方針です(会社計画)。過去のM&Aでは、連結の営業利益率が2021年9月期の40.4%から2023年9月期の29.3%に下がりました(実績)。
主要リスクの違い
| 企業 | 主なリスク |
|---|---|
| eWeLL | 2026年上期の売上高が会社予想を2.0%下回り、下期に前年同期比+27.8%の増収が必要(独自計算)。四半期の解約率(第1四半期0.19%、第2四半期0.20%)が中計目標の0.15%より高い水準。ただし中計目標は年間の解約金額を年間利用金額で加重平均した値(会社定義)で、四半期の値とは算定方法が異なり、単純には比べられない |
| カナミックネットワーク | M&Aを成長の柱に置いており、買収次第で連結の利益率と資本効率が下がる可能性。創業家の保有比率が高い |
| エス・エム・エス | 主力の人材紹介は労働集約的で、成長率が鈍化。期初の業績予想は2期続けて未達。海外事業の撤退・縮小に伴う特別損失の可能性 |
| ファインデックス | 病院のシステム更新サイクルと経営環境。会社計画の増収分(2026→2030年)の約6割を、まだ売上がほとんどないヘルステックビジネスに頼る |
| ギミック | 2027年3月期は成長投資で営業減益の会社予想。売上の70.7%を占める「ドクターズ・ファイル」が検索からの流入に依存し、検索環境の変化の影響を受けうる |
現在の市場評価(参考)
各社の個別記事で、2026年10月16日終値をもとに計算した会社予想EPSベースのPERは、eWeLL約26.7倍、カナミックネットワーク約17.4倍、エス・エム・エス約36.3倍、ファインデックス約17.1倍、ギミック約14.2倍でした(独自計算)。エス・エム・エスは、2027年3月期の利益がほぼ横ばいの会社予想に対して倍率が高く、2031年3月期の会社目標の一部実現を市場が織り込んでいる可能性があります(独自の解釈)。ギミックは時価総額約33億円の約6割をネットキャッシュが占めます。倍率の水準は、各社の成長の前提が実現するかどうかと切り離しては読めません。
確認できた事実と未検証の仮説
eWeLL
- 確認できた事実: 営業利益率は2022年12月期から2025年12月期まで43〜45%台で推移し、営業CFは5期続けて当期純利益を上回っています。月次のレベニューチャーンレートは0.17%(2025年12月期)、クラウドNRRは108.0%(2026年6月時点)です(実績・会社開示)。
- 未検証の仮説: 中期経営計画の年20%超の売上成長と、AI新サービスによる単価上昇。AI訪問予定・ルートは課金開始から日が浅く、付帯率やAI関連売上の推移がまだ開示されていません。2026年上期の売上高は会社予想を下回っています。
カナミックネットワーク
- 確認できた事実: 医療・介護クラウドプラットフォーム事業のセグメント利益率は40.6%(2024年9月期)、41.7%(2025年9月期)で、カナミッククラウドサービスの売上成長率は2026年9月期第3四半期累計で+10.4%に加速しました(実績・独自計算)。
- 未検証の仮説: AI機能の課金で単価が上がり、クラウドの2桁成長が続くこと。AI機能の価格・課金ユーザー数・関連売上が開示されておらず、+10.4%のうちユーザー数の増加と単価上昇の寄与を分けられません。Vision 2035の売上目標は、オーガニック成長とM&Aの配分が示されていません。
エス・エム・エス
- 確認できた事実: カイポケ・かべなしクラウドのARRは85億円(2023年3月末)から135億円(2026年3月末)に増え、介護・障害福祉経営支援のセグメント利益率は35.0%でした(会社開示・独自計算)。
- 未検証の仮説: 2027年3月期の先行投資(計約20億円、会社説明)が利益成長につながること。会社は効果が出る時期をキャリアで2029年3月期、介護・障害福祉経営支援で2030年3月期としており、現時点では結果を確認できません。
ファインデックス
- 確認できた事実: 医療ビジネスのセグメント利益率は30.1%(2024年12月期)、33.3%(2025年12月期)で、会社は利用継続率99%以上と説明しています(独自計算・会社説明)。
- 未検証の仮説: 医療データ事業の売上が2030年に14億円に育つという会社計画。事業開始は2025年11月で、売上の実績は半期分しかありません。顧客数・単価・協力医療機関の数も開示されていません。
ギミック
- 確認できた事実: ドクターズ・ファイルの月次解約率は0.72〜0.83%の範囲で推移し、売上総利益率は2024年3月期から2026年3月期まで81%台です(会社開示・独自計算)。
- 未検証の仮説: 広告宣伝と人材への成長投資(約3.2億円)で、顧客の純増ペースが回復すること。投資は本格化したばかりで、2027年3月期第1四半期の純増は46件でした(独自計算)。
業界の構造変化
- 人手不足が構造的に続く: エス・エム・エスの決算短信が引用する厚生労働省の資料によると、2040年には、2022年と比べて介護職が約57万人、2018年と比べて看護師が約32万人追加で必要になる見込みです。人を増やしにくい現場では、事務作業を減らすソフトウェアの価値が高まりやすいと考えられます(独自の解釈)。一方、各社自身のエンジニア・営業人材の確保も課題で、eWeLLは2026年第2四半期に入社9名・退職9名で人員が横ばいでした。
- 報酬改定とその後の顧客の動き: 介護報酬は原則3年に1度改定され、診療報酬も定期的に見直されます。そのたびに請求ソフトの改修が必要になり、対応できない小規模ベンダーからの乗り換えが起きる場合があります。カナミックネットワークは介護ソフト事業者の撤退が出ていると説明し、eWeLLは2026年度の診療報酬改定をきっかけに他社からの切り替えが増えたと説明しています(いずれも会社の説明)。ただし、2026年度改定の訪問看護の「包括型訪問看護療養費」など影響が確定していない項目もあり、小規模事業者の閉鎖が増えれば解約の増加につながります。eWeLLは2026年上期の解約の多くを小規模先の閉鎖によるものと説明しています。
- 顧客の数そのものが増えている領域がある: 介護保険上の訪問看護事業所は、2025年の18,754か所から2026年4月1日に20,051か所へ増えました(eWeLLの会社資料が引用する全国訪問看護事業協会の公表値)。
- 事業者の経営環境: ファインデックスは「厳しい経営環境に置かれている病院が多い」と説明しています。病院の投資の先送りや、クリニック・介護事業所の経営悪化は、新規導入と解約の両方に影響します。エス・エム・エスのカイポケは介護事業者向けのファクタリング(2026年6月末の未収入金15,465百万円)も手がけており、事業者の経営悪化は信用リスクにも直結します。
- 生成AIの普及: AI機能は単価を上げる手段になる一方、汎用AIで記録ソフトが簡単に作られるのではないかという懸念も出ています(eWeLLの記事より)。ギミックについては、生成AIによる検索の普及が集客力にどう影響するかが開示からは確認できません。
- 地域連携とデータ連携の制度化: カナミックネットワークは、処遇改善加算の算定要件である「ケアプランデータ連携」への対応を、無料ユーザー増加の理由に挙げています。ファインデックスは次世代医療基盤法にもとづく認定を受け、電子カルテデータの利活用事業を2025年11月に始めました。事業所間・医療機関間でデータをつなぐ仕組みが制度として求められる流れは、連携機能を持つ企業の乗り換えコストを高める方向に働く可能性があります(独自の解釈)。
次の決算で確認する事項
eWeLL(2026年12月期 第3四半期・通期)
- 契約ステーション数: 2026年末の中計計画3,954件に対し、6月末は3,736件。下期に218件の純増が必要です(独自計算)。
- 月間平均顧客単価: 中計計画は2026年第4四半期に98.9千円。第2四半期の90.9千円からの上昇ペースと、AI訪問予定・ルート(課金開始246件)の付帯の広がり。
- 売上高: 通期の会社予想4,277百万円の達成には、下期に2,286百万円(前年同期比+27.8%)が必要です(独自計算)。
- 解約率: 月次のレベニューチャーンレートが0.2%台で定着するか。中計目標0.15%は年間の加重平均(会社定義)のため、通期の値で比べる必要があります。
カナミックネットワーク(2026年9月期 通期)
- 会社予想の達成: 第4四半期(2026年7〜9月)に売上高1,723百万円、営業利益546百万円が必要です(独自計算)。
- カナミッククラウドサービスの売上成長率: 第3四半期累計の+10.4%が通期で保たれるか。通期で+8%を下回る場合は、再加速の見方を見直します。
- AI機能の課金: 価格・課金ユーザー数・関連売上の開示が始まるか。有料ユーザーIDの推移。
- ソリューション開発事業: 第3四半期累計のセグメント損失(2百万円)が通期でも続くか。
- 2027年9月期の会社予想と、M&Aの方針。
エス・エム・エス(2027年3月期 第2四半期、2026年10月29日発表予定)
- カイポケ: 顧客法人数の伸び(第1四半期末で前年同期比+8%)、ARPA(121千円)、ARRの成長率が前年同期比+10%を保つか。
- キャリア: 四半期平均CP数(第1四半期1,650人)と1人当たり売上高(同8.1百万円)。先行投資の進み具合。
- 通期予想に対する営業利益の進捗(第1四半期で63.3%)と、海外事業の撤退・縮小の判断。
ファインデックス(2026年12月期 第3四半期・通期)
- 医療ビジネスの売上高: 会社計画5,451百万円に対し、上期は2,908百万円(前年同期比+1.8%)。「更新サイクルの谷間」の深さ。
- 医療データ関連売上: 2026年12月期の会社計画150百万円に向けた積み上がり。ヘルステックビジネスの営業損失(上期85百万円)の縮小。
- 視野計GAPの販売台数(2026年1〜6月は1台)と、公共ビジネスが前期の355百万円を回復するか。
ギミック(2027年3月期 第2四半期)
- 顧客獲得の再加速: 四半期の顧客純増数。第1四半期は46件で、2026年3月期の四半期平均76.5件(306件÷4、独自計算)を下回りました。
- 月次解約率: 0.83%(第1四半期)が会社のいう「1.00%以下」を保つか。
- 利益率の回復の道筋: 成長投資が本格化する中での営業利益率(第1四半期11.9%。百万円表示からの独自計算で、千円表示では12.0%)と、通期の会社予想営業利益300百万円に対する進捗。ARPA(第1四半期30.5千円)の上昇が続くか。
分析の前提と出典
選定基準と中心企業・関連企業の区分
選定基準は次の3つです。
- 病院・診療所・介護/看護事業者向けのSaaS(クラウドサービス)を主力事業としている
- 月額利用料などのストック型収益の比率が高い
- 直近期まで売上の増加と黒字(営業利益)を両立している
3つすべてに当てはまるeWeLLとカナミックネットワークを中心企業としました。エス・エム・エス(介護SaaSは全社売上の21.2%で、主力は人材紹介)、ファインデックス(オンプレミス型が中心で、ストック収益比率33.3%)、ギミック(集患支援メディアが中心で、業務DXとは性格が異なる)は、基準に部分的にしか当てはまらないため、関連企業・比較対象としています。このページは企業の順位付けや総合評価を目的としていません。
決算期と数値の扱い
- このページの数値は、各社の個別分析記事とグラフ(2026年10月17日時点で確認できた開示)にもとづきます。
- 決算期は、eWeLLとファインデックスが12月、カナミックネットワークが9月、ギミックとエス・エム・エスが3月です。「直近の通期実績」は、eWeLL・ファインデックスが2025年12月期、カナミックネットワークが2025年9月期、ギミック・エス・エム・エスが2026年3月期で、同じ時点の数字ではありません。
- eWeLLとギミックは単体、ほかの3社は連結の数値です。
- 文中では 実績、会社予想・会社計画、独自計算(開示値からの計算)を区別して書いています。増収率と営業利益率は百万円表示の数値から計算しており、会社開示(千円単位で計算)と0.1pt異なる場合があります。
指標の定義と会計上の注意
- 中核事業の売上構成比: ストック型収益そのものの比率ではなく、各社の中核事業(eWeLLはクラウドサービス、カナミックネットワークとエス・エム・エスは該当する事業区分、ファインデックスは医療ビジネス、ギミックはストック収入)の売上が全社に占める割合です(独自計算)。
- ストック型収益の比率: 会社によって開示の有無と定義が違い、全社で同じ基準の数字はそろいません。ギミックは「ストック収入」の構成比(70.7%)、ファインデックスはメンテナンス・サポートを含む「ストック収益比率」(33.3%)を開示しています。
- セグメント利益率: セグメント利益÷セグメント売上高(独自計算)。本社費用等の配賦方法が企業ごとに異なるため、企業間の直接比較には限界があります。エス・エム・エスは管理部門費用を中心とする調整額△4,546百万円をセグメント利益に含めていません。
- エス・エム・エスの区分: 売上構成比(21.2%)は旧区分の介護・障害福祉事業者分野(売上高13,715百万円)、セグメント利益率(35.0%)は2027年3月期から適用の新セグメント「介護・障害福祉経営支援」の組替値(売上高13,472百万円)にもとづく値で、範囲がわずかに異なります。
- カナミックネットワークの導入地域数: 2026年9月期第2四半期決算説明資料(p.12)の注記によると、地域数の単位は厚生労働省が地域包括ケアで想定する人口3万人程度の「中学校区」で、割合はe-Stat「人口推計」をもとに会社が算出しています。同スライドでは総地域数4,095に対し導入地域1,420で、会社表示の割合は34.6%です(割合の算定方法の詳細は資料に明示されていません)。決算説明会の書き起こし(ログミーファイナンス)では「全国の34.6パーセントの自治体」と表現されていますが、本ページでは決算説明資料の定義を正としています。他社には同じ基準の指標がないため、企業間の比較には使っていません。
詳細比較表
| 売上高(百万円) | 増収率(%) | 売上高の年平均成長率(%) | 営業利益(百万円) | 営業利益率(%) | 中核事業の売上構成比(%) | ROE(%) | 中核事業のセグメント利益率(%) | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 【中心企業】eWeLL(5038)2025年12月期・単体 | 3,392 | 31.9(計算) | 29.9(計算) | 1,537 | 45.3(計算) | 86.4(計算) | 37.6 | — |
| 【中心企業】カナミックネットワーク(3939)2025年9月期・連結 | 5,500 | 9.8(計算) | 27.5(計算) | 1,606 | 29.2(計算) | 65.1(計算) | 26.2 | 41.7(計算) |
| 【比較対象】エス・エム・エス(2175)2026年3月期・連結 | 64,735 | 6.2(計算) | 13.6(計算) | 6,787 | 10.5(計算) | 21.2(計算) | -38.9 | 35(計算) |
| 【比較対象】ファインデックス(3649)2025年12月期・連結 | 6,109 | 4.6(計算) | 5.3(計算) | 1,790 | 29.3(計算) | 93.1(計算) | 22.8 | 33.3(計算) |
| 【比較対象】ギミック(475A)2026年3月期・単体 | 3,842 | 8.2(計算) | 12.9(計算) | 465 | 12.1(計算) | 70.7(計算) | 19.6 | — |
実績を含みます。「計算」の注記は開示値そのものではなく当サイトの計算による値です
注: 各社の直近の通期実績で、決算期・連結/単体の区分は各社で異なる。金額は百万円未満切り捨て。増収率・営業利益率は百万円表示の数値から計算したため、会社開示(千円単位で計算)と0.1pt異なる場合がある。売上高の年平均成長率は、eWeLL・カナミックネットワーク・ファインデックスが2021年度からの4年間、ギミックが2021年3月期からの5年間、エス・エム・エスが2022年3月期からの4年間で、カナミックネットワークの値にはM&Aによる増加を含む。「中核事業」の範囲は各社で異なる: eWeLL=クラウドサービス売上、カナミックネットワーク=医療・介護クラウドプラットフォーム事業(外部売上高)、ファインデックス=医療ビジネス(外部売上高。オンプレミス型システムの導入・更新売上を含み、クラウド事業ではない)、ギミック=ストック収入(ドクターズ・ファイル)、エス・エム・エス=介護・障害福祉事業者分野(カイポケ等)。中核事業のセグメント利益率は、セグメント利益÷セグメント売上高(カナミックネットワークとエス・エム・エスはセグメント間の内部売上高を含む)。セグメント利益に含める本社費用等の範囲と配賦方法は企業ごとに異なり(例: エス・エム・エスは管理部門費用を中心とする調整額△4,546百万円をセグメント利益に含めていない)、単一セグメントのeWeLLの営業利益率(全社費用を含む)とは直接比較できない。エス・エム・エスの売上構成比21.2%は旧区分の介護・障害福祉事業者分野(売上高13,715百万円)、セグメント利益率35.0%は2027年3月期からの新セグメント「介護・障害福祉経営支援」の組替値(売上高13,472百万円)にもとづき、範囲がわずかに異なる。eWeLLとギミックは単一セグメントのためセグメント利益率は空欄。ROEは会社開示値で、エス・エム・エスのマイナスは海外子会社の減損損失22,957百万円による。
出典: 株式会社eWeLL 2025年12月期 決算短信〔日本基準〕(非連結) (2026-10-17参照) / 株式会社eWeLL 2025年12月期決算及び中期経営計画説明資料 (2026-10-17参照) / 株式会社eWeLL 2022年12月期 決算短信〔日本基準〕(非連結) (2026-10-17参照) / 株式会社カナミックネットワーク 2025年9月期 決算短信〔日本基準〕(連結) (2026-10-17参照) / 株式会社カナミックネットワーク 2022年9月期 決算短信〔日本基準〕(連結) (2026-10-17参照) / 株式会社ファインデックス 2025年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結)(2026年3月10日訂正反映版) (2026-10-17参照) / 株式会社ファインデックス 2021年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結) (2026-10-17参照) / 株式会社ギミック 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(非連結) (2026-10-17参照) / 株式会社ギミック 2026年3月期 決算説明資料 (2026-10-17参照) / 株式会社ギミック 新規上場申請のための有価証券報告書(Ⅰの部) (2026-10-17参照) / 株式会社エス・エム・エス 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結) (2026-10-17参照) / 株式会社エス・エム・エス 2023年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結) (2026-10-17参照)
出典
- 株式会社eWeLL 2025年12月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)(2026年2月13日)(2026-10-17参照)
- 株式会社eWeLL 2025年12月期決算及び中期経営計画説明資料(2026年2月13日)(2026-10-17参照)
- 株式会社eWeLL 2026年12月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(非連結)(2026年8月14日)(2026-10-17参照)
- 株式会社eWeLL 2026年12月期第2四半期決算資料(2026年8月14日)(2026-10-17参照)
- 株式会社eWeLL 2022年12月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)(2023年2月13日)(2026-10-17参照)
- 株式会社eWeLL 自己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせ(2026年2月17日)(2026-10-17参照)
- 株式会社カナミックネットワーク 2025年9月期 決算短信〔日本基準〕(連結)(2026-10-17参照)
- 株式会社カナミックネットワーク 2026年9月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)(2026-10-17参照)
- 株式会社カナミックネットワーク 2026年9月期 第2四半期決算説明資料 p.12「1-7. クラウドサービス導入地域数の推移」(2026-10-17参照)
- 株式会社カナミックネットワーク 2022年9月期 決算短信〔日本基準〕(連結)(2026-10-17参照)
- 株式会社カナミックネットワーク 有価証券報告書 第24期(2024年9月期)(2026-10-17参照)
- ログミーファイナンス「カナミックネットワーク、上場来の最高売上高・最高利益を更新」(2025年9月期決算説明会の書き起こし)(2026-10-17参照)
- ログミーファイナンス「カナミックネットワーク(3939)、大幅な増収増益を達成、半期営業利益は初の10億円突破」(2026年9月期第2四半期決算説明会の書き起こし)(2026-10-17参照)
- 株式会社ファインデックス 2025年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結)(2026年2月12日公表、2026年3月10日訂正反映版)(2026-10-17参照)
- 株式会社ファインデックス 2026年12月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)(2026年8月13日)(2026-10-17参照)
- 株式会社ファインデックス「成長戦略・株主還元方針 2026-2030」の策定に関するお知らせ(2026年2月12日)(2026-10-17参照)
- 株式会社ファインデックス 2021年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結)(2022年2月9日)(2026-10-17参照)
- 株式会社ギミック 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)(2026年5月15日)(2026-10-17参照)
- 株式会社ギミック 2026年3月期 決算説明資料(2026年5月15日)(2026-10-17参照)
- 株式会社ギミック 2027年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)(2026年8月13日)(2026-10-17参照)
- 株式会社ギミック 新規上場申請のための有価証券報告書(Ⅰの部)(2025年11月17日)(2026-10-17参照)
- 株式会社エス・エム・エス 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)(2026-10-17参照)
- 株式会社エス・エム・エス 2027年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)(2026-10-17参照)
- 株式会社エス・エム・エス 2027年3月期 第1四半期 決算及び会社説明資料(2026年7月29日)(2026-10-17参照)
- 株式会社エス・エム・エス 第23期定時株主総会資料(2026年6月19日)(2026-10-17参照)
- 株式会社エス・エム・エス 2023年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)(2026-10-17参照)
- IRBANK eWeLL(5038)株価・時価総額(2026年10月16日時点)(2026-10-17参照)
- 株探 カナミックネットワーク【3939】株価時系列(日足)(2026-10-17参照)
- 野村證券 ファインデックス(3649)株価ページ(2026年10月16日15:30時点の株価)(2026-10-17参照)
- 松井証券 ギミック(475A)株価ページ(2026年10月16日15:30時点の株価)(2026-10-17参照)
- Yahoo!ファイナンス (株)エス・エム・エス【2175】株価時系列(2026-10-17参照)
中心企業
株式会社eWeLL(5038)
株式会社カナミックネットワーク(3939)
関連企業・比較対象
株式会社エス・エム・エス(2175)
株式会社ファインデックス(3649)
株式会社ギミック(475A)
更新履歴
- — 初版
- — 編集: 中心企業をeWeLL・カナミックネットワークの2社に設定し、重要な発見を冒頭に置く構成へ再編。カナミックネットワークの導入地域数の表記を変更(同日の再修正で表記を改めた)。中核事業の比較に収益構造・費用配賦の違いを明記。成長率×営業利益率の散布図と「次の決算で確認する事項」を追加
- — 修正: カナミックネットワークの導入地域数について、出典で確認できない「中学校区単位」という定義を削除し、出典(2026年9月期第2四半期決算説明会)の説明どおり「全国の自治体の34.6%に導入(会社説明、地域の定義と母数は未開示)」と記載。ギミックの月次解約率を直近12か月平均と明記し、顧客数・新規獲得数の出典箇所を明示。eWeLLの解約率と中計目標の算定方法の違いを注記。エス・エム・エスの第23期株主総会資料を出典に追加(導入地域数の記述は、同日の次の修正で改めた)
- — 修正: カナミックネットワークの導入地域数の定義を、2026年9月期第2四半期決算説明資料p.12の注記で確認した内容に更新(1,420地域=人口3万人程度の中学校区単位、34.6%=中学校区ベースの全国の総地域数約4,100に対する割合)。「定義と母数は未開示」の記述と市区町村数との対応に関する注記を削除し、同資料を出典に追加
- — 修正: ファインデックスの一時売上の比率を全社の値と明記。増収率を独自計算と明記(カナミックネットワークは開示値9.9%を併記)。eWeLLの解約指標を会社の呼称「レベニューチャーンレート」に統一。eWeLLの自己株式取得を配当に加えた還元として記載